2015年、東日本ハウスは日本ハウスHDに社名変更しました。

【2021年3月~】住宅ローンの金利の相場予想は?変動金利と固定金利の違いも解説

住宅ローンの金利イメージ

住宅ローンの金利には複数の種類があり、特徴はさまざまです。この記事では、住宅ローンを検討するために今後の金利について確認したい人へ向けて、住宅ローンの金利の種類や今後の予想を解説します。メリット・デメリットについても触れるので、金利ごとの特徴を理解して自分に適した住宅ローンを選べるよう役立ててください。

今後、住宅ローンの金利相場はどうなる?

今後、住宅ローンの金利相場はどうなる?

ここでは、住宅ローンの金利相場の予想について解説します。

1990年までは変動金利が8%になったこともあった

バブル経済が崩壊する直前の1990年頃まで、変動金利は8%程度でした。しかし、バブル経済の崩壊後、変動金利は約3%まで下がり、現在まで低金利の状況が続いています。1990年頃までの金利は、2021年現在では考えられないほど高い水準です。

今後も低金利が続くことが予想される

2009年以降、主要都市銀行の金利(中央値)で変動金利は2.475%をキープしています。また、新型コロナウイルスの流行の影響を受けて今後もしばらくは経済活動が停滞し、景気も悪化し続けると予想されます。よって、住宅ローンの金利も低い水準で推移する可能性が高いです。

ただし、思いがけない金利の変動に備えるためには、国内だけでなく海外の金融の動きに関する情報収集も心がけましょう。

関連情報:マイナス金利ってなに?

マイナス金利(マイナス金利付き量的・質的金融緩和)とは、金融機関が日銀にお金を預ける際に適用される金利をマイナスにすることです。金融機関がもつ資金を投資や貸し出しに回すことを促進するために、2016年1月に日本銀行が導入しました。

住宅ローンの金利は大きく2つに分けられる

住宅ローンの金利の種類は、変動金利型と固定金利型の2つです。固定金利型は、さらに全期間固定型と固定期間選択型に分かれています。ここでは、それぞれの概要を解説します。

変動金利型

変動金利型の場合、返済している途中で金利が変わる可能性があります。しかし、固定金利と比べて比較的金利が安いため人気です。注意点としては、契約した時点で返済総額がはっきりしないため、返済計画が立てにくいことです。

固定金利型(全期間固定型、固定期間選択型)

ここでは、固定金利型の全期間固定型と固定期間選択型の特徴を解説します。

全期間固定型

全期間固定型では、契約した時点で返済の全期間に適用される金利が決まるため、毎月の返済額も一定になります。よって、返済計画が立てやすく、予想よりも返済総額が増えるリスクはありません。たとえ将来的に金利が上昇しても毎月の返済額には影響しないので、安心して返済を続けられます。

ただし、変動金利と比較して金利が割高であり、返済総額も多めです。また、将来的に金利が下がると予測できる場合は、変動金利型のほうが有利になります。

固定期間選択型

固定期間選択型では、契約からの一定期間、金利が固定されます。所定の期間が経過した後は、改めて金利の種類を選択できます。金利を固定する期間は、金融機関や契約するプランによってさまざまです。

一定期間中は金利が変更されないため、計画的な返済が可能です。定期的に金利の見直しを行い、その都度最適な選択ができます。ただし、変動金利に比べると金利が割高になっています。

金利の種類ごとにメリット・デメリットを確認しよう

金利の種類ごとにメリット・デメリットを確認しよう

ここでは、変動金利型と固定金利型のメリット・デメリットについて、それぞれ解説します。

変動金利型のメリット・デメリット

変動金利型は金利が上昇しなければ、低金利で住宅ローンを借りられます。この場合、固定金利型よりも利息額が少なくなるため、返済総額も抑えられます。低金利を重視する人には、変動金利型がおすすめです。

ただし、金利が上昇した場合、返済総額が予想以上に増えるリスクもあります。計画どおりに返済できないことで家計に負担がかかる可能性も少なからずあるため、注意が必要です。

固定金利型のメリット・デメリット

固定金利型は契約した時点で決まった金利がずっと続くので、毎月の返済額や返済総額も明確になります。仮に返済期間中に金利が上昇したとしても、返済計画には影響しない点が大きなメリットです。そのため返済計画が立てやすく、家計に対して予想外の負担がかかる可能性もありません。

ただし、固定金利は変動金利よりも金利が高めに設定されています。その後の金利変動にもよりますが、返済総額が変動金利型よりも高くなる可能性があります。

住宅ローン金利はなぜ変動する?

ここでは、住宅ローンの金利が変動する要因についてまとめて解説します。

金利が変動する要因1:国内の景気の状況

基本的に、景気がよくなれば金利は上がり、反対に景気が悪くなると金利は下がる仕組みになっています。景気が急激に変化すれば、金融政策により調整されるケースも多いです。しかし、状況によっては金融政策の効果があまり出ずに、変動したままになる場合もあります。

金利が変動する要因2:国内の物価

物価が上がると金利も上昇します。物価が上がるのは、経済活動が活発になったときです。例えば、企業や個人がたくさんお金を使うようになると、物価が高くなっていきます。一方、物価が下がれば、金利も下降します。経済活動が停滞すると、物価が下がり金利にも影響をもたらすのです。

なお、物価が変動した際は、景気と同じく金融政策によって調整されます。

金利が変動する要因3:外国為替

外国為替の変動も金利に影響を与えます。円安になると海外から輸入される品物の物価が上昇し、それにつられて国内の物価も高くなります。そのため、金利も上昇する仕組みです。

一方、円高になれば輸入される品物の物価は下落するため、国内の物価も下がります。つまり、金利も下降します。外国為替の相場は、国際的な事情により急激に変動するケースも珍しくありません。

金利が変動する要因4:海外の金利

日本の金利は、海外の金利につられて変動する場合もあります。海外の金利が上がれば日本の住宅ローンの金利は上昇し、反対に海外の金利が下がれば日本の住宅ローンの金利は下降します。

特に、アメリカの金融政策の影響を受け、日本の住宅ローンの金利が変動するケースも多いです。

金利が変動する要因5:株価

株価が上がれば、金利は上昇する傾向があります。なぜなら、株価が上昇している場合、債権による利回りが高まってお金が株式市場へ流れていくケースが多いからです。一方、株価が下がると金利は下降します。

ただし、金利が上昇して株価の下落を招く場合もあるため、慎重な判断が必要です。

金利が変動する要因6:金融政策

金融政策による引き締めが行われると、金利は上昇します。引き締め政策としては、預金準備率や政策金利の引き上げの他にも、国債の売却などがあります。どのような政策が行われるかについては、状況によってさまざまです。

一方、金融政策が緩和されると金利は下がります。緩和政策としては、預金準備率や政策金利を引き下げたり、国債を購入したりする方法があります。

金利を選ぶときはライフステージを考える

金利を選ぶときはライフステージを考える

ここでは、住宅ローンの金利の種類ごとにおすすめできる人の特徴を解説します。

変動金利型の利用がおすすめの人

変動金利型が適しているのは、世帯収入が多くて家計が安定している人やすでに子供が独立していて資金に余裕がある人です。また、今後金利が上昇する見込みは低いと予想できるときは、変動動金利型を選んだほうが有利になる可能性があります。

固定金利型の利用がおすすめの人

固定金利型がおすすめなのは、返済期間中に収入が変わる可能性のある人や子供がまた独立していない人などです。金利の変動により住宅ローンの返済額が少しでも上がると生活に支障が出そうな場合、固定金利型を選んだほうが計画的に返済できるため安心です。

住宅ローンの金利だけでなく、返済方法も確認しよう

住宅ローンの金利だけでなく、返済方法も確認しよう

住宅ローンを選ぶときは、金利だけでなく返済方法についても確認しましょう。ここでは、住宅ローンの返済方法について解説します。

住宅ローンの返済方法1:元金均等

元金均等は、毎月の返済額のうちの元金の金額が一定になる返済方法です。元金を返済するためにかかる期間が元利均等と比べて短くなるため、総返済額を抑える効果が期待できます。

なお、利息は残債をもとに計算するため、返済を開始した当初は負担額が大きくなります。そのため、借入時に一定以上の収入や貯蓄がある人でないと家計が苦しくなる可能性があり注意が必要です。

住宅ローンの返済方法2:元利均等

元利均等は、毎月の返済額を一定に設定して返済する方法です。毎月の返済額は、元金と利息を合わせた総額を返済期間で割って計算します。返済を開始してから完済するまで、毎月の負担額は一定です。元金均等と比べ、返済を開始するときの負担を軽減できます。

ただし、元金均等よりも返済総額は大きくなります。

もし経済状況が変わったときは、借り換えを検討する|変更時の注意点は?

もし経済状況が変わったときは、借り換えを検討する|変更時の注意点は?

経済状況によっては、金利が変化する可能性もあります。その場合、借り換えを検討するのも1つの方法です。ただし、借り換えをするなら注意点も理解しておく必要があります。ここでは、借り換えに関する注意点を解説します。

注意点1:ローンの金利の予想は簡単ではない

金利の変動に規則性はないため、正確に予想するのは困難です。途中で金利を見直して借り換えを行っても、その直後に金利の動向が大きく変化する可能性もあります。借り換えを検討する際は、リスクも考慮したうえで判断しましょう。

注意点2:借り換え手続きには手数料がかかる

住宅ローンの借り換えをするには、新しく契約する金融機関へ申し込み手数料を支払う必要があります。また、これまで契約してきた金融機関に対しても繰り上げ返済手数料を支払わなければなりません。

手数料を考えると、借り換えのメリットをそれほど感じられなくなる恐れもあります。借り換えは、手数料も含めてシミュレーションしたうえで検討しましょう。

借り換え時にチェック|金利ごとの注意点とは?

借り換え時にチェック|金利ごとの注意点とは?

ここでは、借り換え前に押さえておくと安心な金利の種類別の注意点を解説します。

変動金利型に借り換えるとき

もともと固定金利型で契約しており途中で変動金利型に変更する場合は、金利が下がるタイミングを狙って借り換えをしましょう。また、今後の毎月の返済額だけでなく、返済総額についてもシミュレーションが必要です。従来よりも返済総額が少なくなることを確認したうえで変動金利型を選んでください。

固定金利型に借り換えるとき

変動金利型から固定金利型に借り換えるなら、金利が上昇しそうなタイミングを狙いましょう。金利が上昇すると変動金利型では不利になるため、早いうちに固定金利型へ借り換えたほうが有利になります。

なお、固定金利型に借り換える場合は固定金利選択型を選び、定期的に金利の見直しができるようにするのもおすすめです。

まとめ

まとめ

住宅ローンの金利については、正確な予想は立てられません。金利には複数の種類があるため、自分自身の収入や経済情勢を考慮したうえで慎重に選択する必要があります。金利の特徴をよく理解し、賢く選びましょう。

日本ハウスHDは、一貫した担当窓口やアフターサービスに定評のある住宅メーカーです。直営工事にこだわっており、専属の職人が丁寧に施工しています。住宅ローンを借りて理想的な住宅を建てるなら、まずはカタログや資料を請求して詳細をチェックしてみてください。