2015年、東日本ハウスは日本ハウスHDに社名変更しました。

注文住宅購入までの流れや期間は?基本的な流れを知って理想の家を手に入れよう!

注文住宅イメージ

自由度の高い住宅を建築できるのが注文住宅です。しかし、注文住宅を購入するには、どんな準備が必要なのでしょう。

この記事では、家族が増えて家の購入を検討している人に向けて、注文住宅を購入する流れや家が引き渡されるまでの期間を解説します。注文住宅を購入する際の検討に役立ててください。

そもそも建売住宅と注文住宅に違いはあるの?

そもそも建売住宅と注文住宅に違いはあるの?

ここでは建売住宅と注文住宅の違いについて、それぞれの特徴を踏まえて解説します。

建売住宅とは

建売住宅とは、住宅の売主と契約して、土地と建物を一緒に購入する形式です。建物がすでに建てられている場合もあれば、契約後に建てる場合もあります。「青田売り」や「売建住宅」とも呼ばれています。

完成済みの建売住宅の場合、契約が済めばすぐに入居できる点も特徴です。

注文住宅とは

注文住宅とは、建築工事請負契約を結んで家を建てる形式です。土地を探して、どんな家を建てたいのか建築士などに設計を依頼します。自分の希望の家を建てられるのがメリットです。

ただし、「建築条件付き」という土地を選んだ場合は施工会社が指定されるため、指定された施工会社が自分の希望に合った家を建ててくれるのかを確認しなければなりません。追加費用を払い、建築条件をなくすという方法もあります。この場合、事前に不動産会社と交渉が必要です。

注文住宅と建売住宅の違い

注文住宅は、自分でゼロから家づくりを考えられるのが特徴です。ただし、土地によっては希望どおりの家が建てられない場合もあるため、事前に建築会社へ確認が必要となります。注文住宅は自由度が高いため、その分建売住宅に比べて契約などの手続きや打合せが多いという面もあります。

建売住宅の場合は、土地と建物を一緒に購入できるため、契約手続きが注文住宅よりも簡単になるのがメリットです。自由度は注文住宅のほうが高くなりますが、建売住宅もプランの変更はできないものの、バリエーションが豊富なため生活スタイルに合った家の選択が可能です。

注文住宅のメリット

注文住宅の一番のメリットは、建物の構造や間取り、内装などを希望どおりにできることです。建売住宅よりも値は張りますが、夢やこだわりを実現できる価値ある住宅です。あらかじめ予算を決め、その予算内で調節して家づくりを進められます。

設計時に将来のリフォームまで考慮できるのも、注文住宅のメリットです。子育て中の暮らしや子供が巣立ったあとの暮らしなど、ライフステージに合わせたリフォームを考慮できます。また、自分が施主として着工から竣工までチェックできるため、自分で建てた家であるという満足感も得られます。

注文住宅購入までの流れを解説

注文住宅購入までの流れを解説

注文住宅を建てる場合、どのような流れで進んでいくのでしょうか。ここでは、注文住宅購入までの流れを解説します。

予算を考え情報収集しイメージづくり

まずは、予算をどのくらいにするのか考える必要があります。予算の設定方法ですが、わかりやすい例として、賃貸に暮らす場合にかかる家賃と比べるという方法があります。貯金や親からの支援金なども確認して、家づくりにかけられる資金を計算しましょう。

金融機関のホームページなどで借入額のシミュレーションが行えるため、それらを参考にするという方法もあります。

実際にどんな家を建てたいか、家を建てる場所や間取りのイメージも大切です。モデルルームの見学などで情報収集をしておくと、スムーズに進みます。

土地探し

土地探しは、不動産情報サイトなどで土地代の相場を確認しながら、予算に合う希望の場所を探していきます。不動産会社などに相談し、よい土地が出たら連絡をもらえるようにしておくとよいでしょう。

土地探しを手伝ってくれるハウスメーカーなどもあるため、そちらを活用するという方法もあります。条件付きの土地を紹介してもらえることもあるため、ハウスメーカーに土地の相談をするのもおすすめです。

建築会社探し

土地が決まったら、家を建ててくれる建築会社を探します。全国展開しているハウスメーカーや地元の工務店、設計事務所に依頼するといった方法があります。建築プランの打ち合わせに時間がかけられるように、なるべく早めに建築会社を選びましょう。

建築会社選びには、モデルハウスが参考になります。いきなりモデルハウスに見学に行くのではなく、事前に資料請求などをしておくとよりスムーズです。ただし、モデルハウスの見た目だけで建築会社を決定してはいけません。予算とのバランスも考えながら、検討を進めましょう。

建築会社選びは、モデルハウスだけでなく実際の工事現場を見せてもらうとさらにイメージができるためおすすめです。どんな状態で家がつくられているか、業者の仕事への姿勢なども確認できます。

間取りの設計と見積

ハウスメーカーの候補を数社まで絞れたら、間取りプランと見積を依頼します。あらかじめ間取りや設備の希望をリストアップして伝えると、スムーズに見積を作成してもらえます。

見積が提示されたら、見積書の中に諸経費がどの程度含まれているのかなどを、しっかりと確認しましょう。アフターサービスや保証制度など、ハウスメーカーによって違いがあるため、比較してから決定することが大切です。

プラン・見積依頼と住宅ローンの仮審査

依頼する建築会社が決まったら、プランと見積依頼を進めましょう。プラン・見積依頼の時点で5~10万円程度の申込金が必要なケースがあるため、契約内容などを確認しましょう。

プラン・見積依頼後には、間取り、見積の修正や設備をどのようにするかなど、細かい点を決定していきます。地盤改良工事の必要があるかどうかは、早めに(出来ればプランと見積り依頼前)に調査し、必要であれば見積に反映させておかなければなりません。

また、この時期に金融機関を選んでローンの仮審査を申し込んでおきましょう。

工事請負契約を結びローンの本審査

建築会社を最終決定し、金額が決定したら工事請負契約を結びます。契約前には使用する材料や色柄なども決定し契約を済ませたら、さらに詳細な建築プランを立てます。

建築を予定している建物が法令に抵触しないかの確認も必要です。問題なければ、建築確認を市町村や民間評価機関に申請します。建築許可が下りたらローンの本審査を受け、金融機関と契約になります。

工事請負契約の後にプランの変更が発生したら、変更契約を結ばないといけません。建築確認の申請後には変更ができない部分もあるため、事前にどこまで変更が可能なのか確認しておく必要があります。

着工

ハウスメーカーとの契約が完了して住宅ローンの本審査が通ったら、いよいよ工事の着工です。工事の前に棟梁と顔合わせができるハウスメーカーもあるため、希望する場合はハウスメーカーに相談してみましょう。

工事には重機などによる騒音が発生するため、事前に近隣住宅への挨拶が必要です。自分たちで挨拶に行くのが難しい場合は、建築会社の現場監督などに挨拶を任せるという選択肢もあります。着工前の地鎮祭や骨組み完成後の上棟式などを行うかどうかは、施主の希望で選択可能です。

建築中は業者に任せきりにするのではなく、現場へ足を運びましょう。進行状況を確認したり業者さんとコミュニケーションをとったりするのがおすすめです。

完成・引き渡し

住宅が完成したら、市町村または民間評価機関による完了審査を受けます。建築確認申請の内容通りに建てられているかを確認する作業で、問題なければ検査済証が発行されます。

引き渡し前には、設備の不具合などがないか施主が立ち合い、最終的なチェックが必要です。もし気になる部分があれば修正を依頼し、それが終われば正式に引き渡しとなります。

家が引き渡しになるまでの期間はどのくらい?

家が引き渡しになるまでの期間はどのくらい?

多くのステップが必要な注文住宅ですが、実際にどのくらいの時間がかかるのでしょうか。ここでは、家が引き渡しになるまでの期間について解説します。

土地探しからのスケジュール

土地探しから始める場合は、早くて1年半前、遅くとも10カ月前には計画をスタートさせましょう。希望どおりの土地がすぐに見つかるとは限りません。ある程度の時間がかかるものだと思っておきましょう。

本格的な検討を始める前でも、普段から不動産情報サイトやチラシをチェックしたり、近所の空き地を確認したりしておくと、希望の土地が早く見つけられる可能性があります。

土地が決まっている場合

土地が決まっている場合のパターンとして、現在住んでいる家を壊して建て直すパターンと、親や知り合いから土地を譲り受けて新しく家を建てるパターンがあります。

家を壊して建て直す場合は、解体する期間も考慮して余裕を持ったスケジュールを組まなければなりません。家を建てる建築会社や不動産会社以外に、解体業者も探す必要があり、地質調査や土地改良が必要なケースもあるため、1年半から1年前には計画をスタートさせましょう。

土地を譲り受けて家を建てる場合は、地質調査や土地改良がクリアできれば建築会社選びやローンの審査から始められるため、1年から10カ月前には計画を開始するのが理想的です。

土地探しにかかる期間

土地が決まっていない場合、土地探しには少なくとも数週間から3カ月程度が必要です。土地は将来的に資産となるため、なるべく値下がりのしない魅力的な場所を選びましょう。土地選びはじっくりと検討が必要ですが、迷っている間に他の人に先を越されてしまうこともあるため注意が必要です。「1カ月以内に決める」など、期間を決めておくとスムーズに土地探しが進みます。

ハウスメーカーとの契約までの目安

打ち合わせに進む段階で、ハウスメーカーは多くても2~3社程度まで絞り込んでおきましょう。土地をしっかり調査し、設計者がその土地の生活環境や法令を確認してくれるハウスメーカーがおすすめです。複数の業者から相見積を取る段階であっても、あまり時間をかけすぎず、1カ月程度で決定しましょう。

複数のプランを比較して、自分たちに必要な設備や大まかな予算を決めていきます。決定を1カ月以上先延ばしにしてしまうと、業者から催促の連絡が頻繁に入るようになることもあるため、対応が面倒になってしまう可能性もあります。

なるべく決定を先延ばししないように注意して、完成から逆算して8~10カ月前には仮契約を結べるようにしましょう。

早めにローンに申し込む

土地探しや建築会社選びがスムーズに完了しても、金融機関が決まらなければローンの審査が進まずに決済ができません。家づくりに気を取られてしまいがちですが、金融機関への申し込みも同時に進めておきましょう。

金融機関には、設計図が完成した段階で申し込みます。建物の計画案と見積から借入金額がはっきりした段階で、住宅ローンの相談に行きましょう。その際、木造・軽量鉄骨・RCなどの構造をしっかり決めておくのがおすすめです。建築会社が決まっていれば、担当者にサポートしてもらうと安心です。

設計図や見積ができていない状態ではローンの申し込みはできないため、これらは早めに完成させておく必要があります。

着工から完成までの期間の目安は?

着工から完成まで、約3~4カ月程度といわれています。着工前の段階で、細かい点まで一通り決めておくことが大切です。内装材や設備の変更、外構工事の追加などがあると、予定の工期が伸びるケースも少なくありません。また、資材発注に時間がかかり、工事が中断してしまうこともあります。

仕様を変更したい場合には、早めに担当者に伝えましょう。

竣工から登記、引き渡しになるまではどのくらい?

建物が竣工しても、引き渡しには1カ月程度かかります。この1カ月で住宅ローンの決済や登記などを済ませます。

引き渡しの際に完成した建物の状況を細かくチェックし、万が一不備などがあれば再度工事が必要です。そのため、竣工から引っ越しまでに、内容により1~2カ月程度かかる場合もあります。

注文住宅の支払いスケジュールは?

注文住宅の支払いスケジュールは?

ここでは、注文住宅の支払いスケジュールについて解説します。

注文住宅の支払いスケジュール

注文住宅の場合、建築費は3~4回に分けて支払うのが一般的です。建築会社が指定した条件に応じて支払いを行います。例えば、以下のようなスケジュールと費用の割合が提示されるケースがあります。

・仮契約:100万円
・工事請負契約:工事費用の10%
・着工:工事費用の30%
・着工から竣工までの間:工事費用の30%
・竣工:工事費用の30%
※住宅ローンを使用する場合は、自己資金を早めに入れておくと支払いがスムーズです。

住宅ローンの流れ

住宅ローンは、竣工となってから正式に融資が始まります。竣工までの支払いに利用するのは「つなぎ融資」といい、つなぎ融資で借り入れた資金は住宅ローンが始まってから返済するため、竣工後には住宅ローン単独の借り入れとなります。

つなぎ融資とは

つなぎ融資とは、住宅ローンの融資が始まるまでの短期間に利用するローンのことです。土地を先に購入して、その後住宅を建てる場合、住宅ローンをすぐには使えないため、つなぎ融資が必要になります。

ローンを組むときの注意点

住宅ローンを選ぶ場合、金利、保証、手数料、特典に注意しましょう。よく内容を理解しないまま契約すると、失敗することがあります。毎月の支払額や金利に気を取られがちですが、その他の内容も重要です。

病気などで支払いが困難になった場合の対応や抵当権の設定費用、火災保険の指定など、確認すべきポイントがいくつかあります。これらを漏れのないようにチェックしましょう。住宅ローンを組む際には、建築会社の担当にサポートしてもらうのがおすすめです。

注文住宅の費用

注文住宅の費用

ここでは、注文住宅を建てる際にかかる費用について、具体的に解説します。

本体工事費

注文住宅の総予算の大部分を占める本体工事費は、建築会社によって異なりますが、1,600~3,800万円(日本ハウスHD調べ)が一番多い価格帯となっています。本体工事にかかる費用として、仮設、基礎、躯体、屋根、内装、仕上げ、設備などが挙げられます。

本体工事費以外にかかる工事費用

建物本体の建築以外に必要となる工事費用の金額はケースバイケースです。必ず発生する費用は、屋外給排水工事です。屋外給排水工事とは、水道メーターから建物までの給排水工事、雨排水工事などをいいます。敷地状況によって、費用が異なるので確認が必要です。

また、地盤改良費や古い家が残っている場合には解体工事費がかかることもあります。その他、一般的にかかる費用としては、照明、カーテン工事、冷暖房工事などです。ただし、日本ハウスHDの日本の家・檜の家シリーズのように、冷暖房標準装備であれば費用を抑えられます。

諸費用の目安

設計料を除く諸費用は、100~150万円程度が一般的です。印紙税、登録免許税など税金や登記費用、建築確認申請費用などは、必ずかかります。税金は建築費や不動産評価額によって異なり、登記費用は10~15万円程度、建築確認申請費用は10~20万円程度です。その他、必要に応じて地鎮祭にかかる費用や設計料がかかります。

建てた後にもお金はかかる

建築後、ローンの返済以外にも費用は発生します。土地や家を購入した際に一度だけ課税される不動産取得税、毎年かかる固定資産税や都市計画税などの税金に加え、火災保険や地震保険など、いざという時に備えるためのお金も必要です。

そのほかにかかる費用としては、修繕費もあります。外壁や屋根の耐久性によって、ランニングコストに大きな違いが出ます。建物のメンテナンスにかかるお金は、あらかじめ積み立てておきましょう。

注文住宅購入に必要な書類

注文住宅購入に必要な書類

注文住宅の建築プランを計画する際、土地を所有している場合は測量図を用意しておきましょう。そのほか、住宅ローンの審査や契約時には多くの書類が必要です。主に必要となる書類は以下のとおりです。

・本人確認書類
・所得証明書
・間取り図や見積書
・印鑑証明、住民票
・返済予定表、残高証明書(他の借り入れがある場合のみ)

まとめ

まとめ

注文住宅を購入すると、自分の希望に合わせた住宅を建てられるため、家にこだわりたいという人にはおすすめです。ただし、自由度が高い分、契約手続きや打合せが多くなるため、計画的な対応が必要となります。土地の有無やどんな家を建てたいかによって、かかる期間が変わります。余裕を持って家探しを進めましょう。

日本ハウスHDは、直営工事や耐震施工、一貫した担当窓口やアフターサービスの充実などが強みで、自由度の高い施工に応じられます。日本伝統の木造軸組工法に独自開発の最新技術を融合し、丈夫で長持ちする住まいを提供いたします。注文住宅に興味がある方は、カタログ請求やご来場予約をご検討ください。